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2017年1月19日 (木)

歴史テロ情報収集局も作って近隣諸国や国内反日の悪意に立ち向かうべきである

ーー以下「宮崎正弘ブログ、読者の声(道楽Q)」より抜粋編集qazx

1月20日にはトランプ新大統領が誕生する。

米国史上初めて全くの政治ど素人が大統領職に就く事になるが国際情勢への影響はどうなるか。

同様に政治素人オバマ現大統領は就任当初・助言者らに偏った情報を吹き込まれ安倍晋三を危険視してなかなか会談しなかった。

が、安倍がオバマの要求に妥協した所為か日米関係は良好である。

ーー

オバマの中東への介入と民主化支援には成果を期待した。

だがネタニヤフのイスラエルは、占領下ヨルダン川西岸地区で非妥協的にユダヤ人入植地建設を推し進めた。

結果として、米国イスラエル関係は緊張している。

ネタニヤフはさらに米国がイスラエルの宿敵イランと交わした核合意を阻止すべく米国議会工作した。

そのことがまたオバマ政権を怒らせた。

ーー

米国は世界最大の情報機関NSAを軸に英国・カナダ・豪州・NZなどの英連邦諸国とエシュロンやプリズムと言った電子情報盗聴傍受の仕組みを持っている。

これらアングロサクソン五ヵ国の情報機関連合体を5眼(ファイブアイズ)と呼ぶ。

5眼を使って敵対国やテロ組織のみならず友好国の情報すら収集している。

当然イスラエルや日本などは蚊帳の外である。

ーー

先月、ルモンド紙が英国GCHQがイスラエルの首相官邸のみならず外交官や政治家や学界関係者をも監視していると報道。
http://www.lemonde.fr/pixels/article/2016/12/07/britain-has-spent-years-spying-on-israel-s-leaders_5044899_4408996.html

実は英国とイスラエルの諜報戦争はシオニスト国家独立前から起こっている。

ナチス党が台頭し1933年1月30日にヒトラー内閣が成立すると、ユダヤ難民が英国の国際連盟委任統治下のパレスチナにも流出した。

ユダヤ人口の増大に脅威に感じたアラブ人が排斥運動を起こす。このパレスチナ・アラブ大乱は1936~1939年まで続く。

パレスチナの英国委任統治政府はその対応に手を焼き、英国支配層は対応策について円卓会議にかけた。

それが英国内閣が1939年5月に発表したマクドナルド白書である。

ーー

その内容はパレスチナのユダヤ人社会がアラブ人暴動鎮圧で英国に協力したにも拘わらず欧州から逃げて来るユダヤ移民を著しく制限するものであった。

勿論在パレスチナのユダヤ人社会には飲める話では無かった。

が同年4月既に自主防衛組織ハガナーに非合法移民移送の専門機関を立ち上げて対応した。

だが、欧州各地から秘密裏にユダヤ難民を乗せる船の出航を英国は諜報機関を使って監視して妨害したのだった。

ーー

当時在パレスチナのユダヤ人社会に英国諜報部につながるスパイが居た様である。

そのスパイを洗い出す為に1939年に作られた組織が「頭魚(レ-シュ・ヌ-ン)」と呼ばれたハガナーの防諜局である。

頭魚は逆に英国委任統治政府の各組織にスパイを浸透させた。

特に英国委任統治警察の刑事捜査局CIDが主敵であった。

頭魚は翌年にはハガナーの統合情報局に吸収される事になるがしばらくは組織的実態はそのまま継続した。

こうやって英国との仁義無き諜報戦争でユダヤ人達の諜報機関は磨かれていったのだった。

ーー

一昨年、日本にも対外情報機関の卵となるべき組織である国際テロ情報収集局(ユニット)が設立された。

小さく生んで大きく育ててもらいたいものである。

日本人拉致問題解決にも諦めずにコツコツと取り組む事自体が結果として諜報機関を育てる。

あるいは歴史テロ情報収集局も作って近隣諸国や国内反日の悪意に立ち向かうべきである。

http://www.sankei.com/politics/news/160902/plt1609020052-n1.html

(道楽Q)

ーー宮崎正弘氏の意見

ジェイムズ・スタヴリディス退役海軍提督が、今週のTIME(2017年1月16日号)に、小論を寄稿しています。

「イスラエルの諜報機関は世界一優秀であり、三つの情報機関が整合性をもって活動している。アメリカのCIA、FBI、DIAの諜報機関は、バラバラだ。NSAが総合機関としてあるが、戦略上の整合性がない。アメリカは諜報活動においてイスラエルを参考にし、軍事面でも協調体制を築くべきだ」と。

電脳安全保障(サイバーセキュリティ)の研究開発にイスラエルはGDPの10%を投資しており、イスラエル製のソフトウエアは警備、安全保障システムなどに使われています。

イスラエルは、そのセキュリティ機材、システム、ソフトの販売で2014年に600億ドルを売り上げている。

オバマはイスラエルに冷淡で、ネタニヤフ首相とは犬猿の仲。反対にトランプはネタニヤフとはすでに二回会談しており、「馬が合う」と発言し、かつ「テルアビブの米国大使館をエルサレムに移設する」と公約してきました。

さて、どうなるか。

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